新しいロゴをデザインしたデザイナーが、ロゴに込めた想いを語ります。

マキシマイズのコアとなる大切な想いを、これからの未来へ繋げる

 今回コーポレートロゴを制作するにあたり、まず三浦社長はじめ社員の皆さんのマキシマイズに対する想いを伺いました。

マキシマイズは現在、創業10年を迎えますが、創業時から変わらず大切に掲げているミッションビジョンがあります。


それは、「個人と組織の可能性の最大化 -Maximise your potential-」というキーワードです。


このミッションビジョンに共感する仲間が集まり、ひとりひとりが持つ豊かな「個性」と「可能性」を前向きに、自分らしく最大限に活かす場としてのマキシマイズがある。
そして、その場所でつながり、互いに相乗効果を生み出していくからこそ、会社という組織や作り出す価値、サービス、ひいては社会の可能性までも最大化していくという志をもっています。

 現在、マキシマイズはさらなる成長期へと向かっていますが、これから先10年を見据えた中でもずっと変わらないのがコアとなるこのミッションビジョンであると伺いました。

大切な想いをコーポレートロゴに込めることで、事業がどんどん成長していく中、社員のみなさんが何か迷った時でも、いつでも立ち返り同じ方向に向かえる羅針盤のような存在を作りたいという気持ちがありました。

宮古島でのディスカッションを経て

 宮古島で行われたマキシマイズの社員研修にて、社員の皆さんとディスカッションをする機会がありました。

僕自身、この時初めて実際にマキシマイズの雰囲気を体感したのですが、オープンで明るい居心地の良さをとても感じたのを覚えています。
否定するような言葉や空気がなく、互いが互いをリスペクトしているポジティブな雰囲気を感じました。

 この時までに数十個のロゴイメージを作成していましたが、会社全体に流れる穏やかな雰囲気と皆さんの想いを聞いていく中で、
これからの未来を見据えながらも、根底にあるのはひとりひとりの人であり、チームである、ということを形にしたいと思うようになり、
最終的に完成へと至ることができました。

ひとつの丸を、4つのモチーフが取り囲むデザイン

 中央の丸を囲む4つのカラフルなモチーフは、それぞれがひとりひとりの個性ある「個人」を表現しています。

カラーイメージは、マキシマイズ独自の「森林」という考え方から表現しています。

そしてそれぞれのモチーフは、よく見ると重なり合っているのですが、この重なり=豊かな「個人」がひとつにつながるという部分を表わしています。これらが風車のように動力を得て回り拡大していくイメージです。

中央の丸は、マキシマイズが創る「提供価値・サービス・つながり・可能性」を、新しく芽吹く若々しい緑色で表現しました。

先述のモチーフの繋がりが拡大していくことによって、新しい緑や森林、つまりあらゆる価値が生まれ、それはどんどん大きくなっていきます。

ひとりひとりの個性が活かされ、円滑に回り最大化することにより、創り上げる価値やサービス、可能性の豊かさが生まれることを表現しています。

 マキシマイズの挑戦はこれからも続いていきますが、根底にある変わらない大切な想いを、このロゴと共にこれからの新しい出会いにつなげていっていただけたら嬉しく思います。

コーポレートロゴデザイン担当  グラフィックデザイナー 柳原 秀樹